根室市内にある牧場へ安全パトロールです。
この工事では、牧草地の土を改良し種子を蒔いて、質の良い牧草を作ります。
酪農家さんがおいしい牛乳等を生産するためには、牛に質の良い牧草を食べてもらうのが大切だからです。
シートの中に入っているものが、工事の主役となる種子と肥料を混ぜたもので、画像に写っているのが1ヘクタール分の量です。
トラクタに装着したブロードキャスターに入れて種を蒔きます。
工事の工程としては、施工箇所の牧草地を圃場(ほじょう)と呼ぶのですが、まず土を掘り起こし、ほぐして平らにします。
土は酸性状態なので、肥料を撒いて中和させ、また平らにします。
種子と肥料を混ぜたものを蒔き、風や雨で流れないように、トラクタにローラーを装着して鎮圧します。
そして、発芽。
牧草の生育状況も管理し、完成となります。
1回の工事で、複数の酪農家の牧場を施工をするので、圃場の出入り口には、このようなのぼり旗がたっており、目印となります。
見かけたら、草地改良工事の作業しているのかな?と思ってください。